画像をきれいに圧縮してくれるWebツールを5つご紹介します。どのツールも画質を保ったまま圧縮してくれるものばかりなので、安心して使用することができます。
画像サイズを圧縮して最適化することはWebサイト表示速度にも影響しますし、SEOとしても効果があると言われておりますので、画像を最適化できる圧縮ツールはぜひとも用意しておきたいもの。
ブログ投稿やWebサイト制作の前に、これらのサービスを利用して最適化した画像を用意してみてください。
画像圧縮をきれいに最適化してくれるWebツール
よく見かけるツールや最近見つけた新しいツールまで、画像圧縮をきれいに最適化してくれるサービスをご紹介します。Web上で使用できるので、WindowsでもMacでも関係なしに利用することができます。
Jpeg.io

最近見つけたJpeg.ioというツール。見た目を損なわずに画像サイズの最適化をしてくれます。
また、このツールの特筆すべき機能は、jpg以外の画像フォーマットにも対応していて、さらにjpgに変換してくれるというところ。pngやgifではその恩恵を感じないと思いますがsvgやpsdなどのファイル形式も対応しておりますので、Photoshopなどで作成されたpsdファイルをそのままjpg画像に変換することができるのです。いざという時の手間をかなり省くことができますね。
対応しているファイル形式 : jpg / png / gif / svg / bmp / eps / psd / TIFF / WebP
TinyPNG

画像圧縮のWebツールとしては定番のサイトです。pngとjpgに対応していて(以前はpngだけだったような…)、一度に20枚のファイル、もしくは5MBまでのファイルを圧縮してくれます。サイト制作時だと一度に大量の写真を圧縮する機会があると思うので、そういった際は手間がかかってしまいますが、ブログ記事更新時などでは手軽に使用できるサービスですね。
対応しているファイル形式 : jpg / png
JPEGmini

その名の通り、jpg画像を圧縮してくれるツール。Macアプリが有名でそちらが画像圧縮ツールとしては定番になっております。そのWeb版がこちら。最大80%の圧縮率ということで画像が荒くならないか不安にはなりますが、見た目では全然分からないくらいのクオリティで圧縮してくれます。私はMacアプリ版を使用してます。
対応しているファイル形式 : jpg
Compressor.io

jpgやpngだけでなく、gifやsvgの画像圧縮にも対応しているCompressor.ioというWebツール。最大90%もの圧縮率ですが、こちらも見た目では全然分からないくらいのクオリティで圧縮してくれます。
対応しているファイル形式 : jpg / png / gif / svg
ImageOptim

こちらもMacアプリが有名でしたが、そのWebツール版としてサービスを提供されております。
このツールは画像圧縮ではなく画像についているメタ情報やカラープロファイルを削除して画像サイズを縮小するツールです。そのため圧縮率としては他のWebツールよりも低いのですが、元々画像サイズが大きすぎず、余計なデータを削除して少しでも最適化したいという場合に使用します。
私はMacアプリ版を、ブログ記事投稿の際によく使っています。処理速度が遅くて高負荷がかかるため、大量の写真を処理するとたまにMacが唸りをあげることもしばしば。でも、休憩前に設定しておくと休憩後には処理が完了しているので、そのスタンスで利用してます。
対応しているファイル形式 : jpg / png
私が積極的に使用している画像圧縮ツール
今回は画像圧縮用のWebツール版をご紹介してみました。ただ、私が実際に使用しているのはMacアプリ版の方が多いです。一度にたくさんの処理をしてくれる方がラクなので、アプリ版の方を積極的に利用してます。
まず、写真はWeb上で表示させるには縦横サイズが大きすぎるものが多いので、リサイズするアプリから使います。
いつも使用しているのがTh-MakerXというMacアプリ。指定したピクセル数で画像をリサイズしてくれます。また、複数の画像を一括で高速処理してくれるし、出力するファイルフォーマットをjpgとpngを選ぶことができたり、画像ファイル名の先頭か末尾に指定した文字列を追記してくれたり。かなり重宝しているツールです。
その後に、今回ご紹介したJPEGminiとImageOptimのアプリ版を使用してます。
こういったツールはできるかぎり手間をかけずに、というのが私の運用スタイルなのでアプリ版を使用しておりますが、今回Web版を調べてみて結構使えるなと思いました。特に、一番目にご紹介したJpeg.io。あれだけの画像フォーマットに対応しているサービスはこれまでに無かったので、とても嬉しいですよね。
すべてのツールを使用する必要はないので、実際に使用してながらあなたが使いやすいスタイルを作って、サイト用に最適化した画像を用意してみてください。